その番組は夢を追いかけて世界へ羽ばたき、
一生懸命に海外で活動する息子や娘、
時には教え子を番組スタッフが取材し、
日本で生活をする両親や恩師に、
近況や、これまでの過程・成長、心境の変化、
一緒に暮らしたり近くにいた時には解らなかった、言えなかった、
そんな想いを伝え、
最後に両親や恩師からメッセージや贈り物を届ける。
と、いった番組で、
僕は毎回、感動と元気をもらっています。
今回の主人公はアメリカに渡った
18歳の日本人女性オートレーサー。
夢の舞台アメリカへ両親兄弟を含めた家族全員で移住し、
一家一丸となって夢を追いかける彼女に、
日本で活動していた時代の恩師が
メッセージを届けるという回でした。
全力でアメリカで夢に邁進する彼女と家族、
日々、節約と研鑽の毎日、
そんな彼女と家族が必死の努力で出場したレース当日、
本番直前のマシントラブル、
不安に駆られる彼女、動揺し、必死でそれを抑える彼女、
そんな彼女に伝えられた恩師からの手紙
[人は追いつめられた時、諦めかけた時に
如何に頑張れるかが、その人間の強さだ]
正直初めて聞いたフレーズではありません。
でも、何故かすごく深く思いがめぐってきて脳裏に残りました。
この言葉を聞いた時に僕が一番最初に思い浮かんだシーン。
それは1994年のジョージ・フォアマンと
WBA・IBF世界王者のマイケル・モーラー(26)との1戦でした。
戦前の圧倒的不利の予想を覆して10ラウンドKO勝ちし、
王座を奪ったフォアマン。
(movie)http://www.youtube.com/watch?v=hZggAsDrMKI
この時、フォアマンは実に45歳Σ(゚Д゚;エーッ!
異例の史上最年長チャンピオンでした。
1970年代、ヘビー級黄金期を
カシアス・クレイ(モハメド・アリ)、ジョー・フレージャーと、
共に築き上げたフォアマン・:,(゚д゚○≒(`д´#)
1974年のモハメド・アリとのザイールの首都で行われた
“キンシャサの奇跡”
(movie↓)
http://www.youtube.com/watch?v=kANNhbDt-fQ&feature=related
この世界タイトルマッチでまさかの敗北を喫し、
王座から転落、77年に引退したフォアマン。
引退後、宣教師をしていた彼は1987年、
青少年更生施設の建設資金捻出の為、現役復帰を決意します。
10年という途方もないブランクと、ピークをとうに過ぎた肉体。
それを取り戻す、少しでも戦える体に近づける為に行われる
過酷なトレーニング・・・。
正直、彼ほどのビッグネームなら
別に現役復帰しなくても簡単に取材やCM、
その他の活動で建設費なんて稼ぐことは
出来たのかもしれません。
しかし、フォアマンは青少年達に更生する為の
頑張りを諦めさせない為に、
自らが体を張って実践し、たゆまない努力と
絶対にあきらめないという使命・熱意をもって
“キンシャサの奇跡”から20年後、
マイケル・モーラーを破り、
奇跡、まさに奇跡の王座復活を果たしました。
日本にも1人、同じくらい衝撃的な
言葉を聞かせてくれたアスリートがいました。
ワールドカップに燃えた日本、
その代表選考から落ちた時に
キングカズこと三浦知良(43)が
[次のブラジルを目指します!!]
と、いった1言。
感動しました。
自分の将来に不安を抱いたり、
走っている方向性に悩んだり、
いつまでこんな状態が続くのか、想いに届く日が来るのか、
そんな不安を抱いて楽な方に向かいたくなる時に、
ふいに、
[ここで頑張れるかどうかを試されてる]
そう感じる時があります。
安西先生!!
お酒を飲みたいです!!!!(現在、禁酒中)
。・゚・(゚`д´゚)・゚・。 ウワァ~ンww
少し恥ずかしくなったのでこの辺で・・・・・(ノε`*)ノ
gremz[ソーラーカー]
1 件のコメント:
真的高興!謝謝!
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